ノンシリコンで傷んだ髪を修復できるの?

そもそも「傷んだ髪」とは、紫外線やドライヤーの熱などの影響でキューティクルがはがれてしまった状態のことです。

毛髪をうろこのようにびっしり隙間なく覆うキューティクルがはがれると、髪の艶が失われ、からまりやすくなり、内部からは、タンパク質が漏れ出してパサパサ、切れ毛、枝毛に発展しやすくなります。

そんな傷んだ髪のトラブルを防ぐために、はがれたキューティクルを補い、髪を人工的に補修するヘアケア製品がたくさんありますが、大きく「シリコン系」と「ノンシリコン系」に分けられます。

シリコン系 ノンシリコン系
修復成分 ・シリコン ・加水分解ケラチン
・ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム
など非シリコン系成分

「シリコン」系ヘアケアの特徴は、そのバツグンのコーティング力です。
はがれたキューティクルを上からぴたっとコーティングするので、一瞬で指どおりがなめらかになります。そんなシリコン系ヘアケアの使用範囲が「毛先」に限定されていることが多いのは、触れた部分すべてを覆ってしまうというシリコン特有の性質によって頭皮の毛穴が常にふさがれ、これがトラブルにつながる可能性を心配するからです。

一方、加水分解ケラチンなどシリコンではない成分で髪を補修する「ノンシリコン」系のヘアケアの特徴は、傷んだ部分だけ修復することです。

シリコン系 ノンシリコン系
修復スピード バツグンのコーティング力
瞬時にぴたっとコーティング。
シリコンに比べると「ゆっくり」
使用方法 毛先になじませる 髪全体に2〜3分じっくりなじませることで修復が定着
特徴 触れた部分をすべてコーティング 髪の傷んだ箇所だけコーティング

キューティクルの内側にある毛髪内部のタンパク質は、全体としてマイナスの「イオン」を帯びています

髪が紫外線やドライヤーなどの影響で傷み、キューティクルがはがれると、はがれた部分からイオンが漏れ出します。ノンシリコンのコーティング剤は、傷んだ部分から漏れ出したイオンを検知して、そのイオンと結びつくことでキューティクルを補修するのです。

つまり、ノンシリコンのヘアケアは、傷んだ部分のみイオンと結びついて修復しているので、洗い流すとコーティングが必要のない健康な髪の部分や頭皮にコーティング剤が残ることはありません。

そんなノンシリコンの性質を生かして、ティンタウニータはシャンプートリートメントに美容成分、育毛促進効果が期待される成分を贅沢に配合して、シャンプーしながら育毛ケア、トリートメントしながら頭皮の潤い補給など、頭皮と髪を同時にケアする処方を考えました。

TINTAUNITAのアロマティックシャンプーアロマティックトリートメントはノンシリコン。毎日のシャンプーとトリートメントで頭皮から美しい髪を育てます。