油溶性ビタミンC誘導体(VC-IP)

油溶性ビタミンC誘導体(テトラヘキシルデカン酸アスコルビル)は、皮膚のバリア機能を形成する要素である皮脂膜になじんで浸透し、24時間かけて真皮まで達することがわかっています。

VC-IPの働き

◆真皮のコラーゲン生成をたすけ、弾力のある肌へ

真皮を構成するコラーゲンは、肌の「ハリ」を決定する要因です。
コラーゲンがたっぷりの肌は、新陳代謝が活発で、ふっくら弾力の若々しい肌といえます。
ところが、年齢とともに肌のコラーゲンの量は減少し、しわやたるみをひきおこしてしまいます。

油溶性ビタミンCは、肌の奥深く真皮まで浸透し、コラーゲンの生成を促進し、内側から弾力をたもちます。

◆肌トラブルの原因、活性酸素を強力に除去

活性酸素・フリーラジカルは、表皮をあらし、肌のターンオーバーをささえる真皮のコラーゲンを破壊するため、肌の抵抗力を失わせ、結果、さまざまなトラブルをひきおこします。
油溶性ビタミンCは、活性酸素・フリーラジカルを強力に除去する作用があります。

◆シミ・そばかす・色素沈着をおこすメラニン生成を抑制

シミ・そばかす・色素沈着をひきおこすメラニンは、メラノサイトでつくられます。
油溶性ビタミンCは、メラニンをつくるメラノサイトにはたらきかけ、生成を抑制する作用があります。

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